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現代の日本は、誰もが最新の医療に基づく診療を受けられる社会になりました。しかし、その結果として高齢化社会が進行し、医療費の支出に保険料の収入が追いつかなくなってきています。本サイトでは日本の医療費の問題と、その問題に対して何が出来るのかを考えていきます。お問い合わせはこちらのメールフォームからお願いします。
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日本では「国民皆保険制度」によって全ての国民が必要な医療を必要なときに受けることができています。しかし、今後の日本において超高齢社会や2025年問題、収支バランスの崩れ、生活保護による医療費の無償化、医療費の地域格差など、医療費に関する問題が山積みとなっているのです。ここではこれらの問題を詳しくご紹介します。問題点を知ることでその改善策を考えてみましょう。
わたしたちは普段生活している中で怪我や病気によって医療機関を受診することがあります。そのときに支払っている医療費が家計に大きな負担になることは分かっていても、地域によって大きな格差があることはあまり知られていないでしょう。どうしてこういった医療費の地域間格差が生じてしまうのでしょうか?この原因を考えることで格差解消のポイントが見えてくるかもしれません。わたしたちの今後の健康的な生活のためにもその原因を考えてみましょう。
2025年問題が取り上げられるようになってきました。これは2025年に今まで国を支えてきた多くの団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる年で、彼らが給付を受ける側となり、医療や介護、福祉サービスへの需要が高まることが予想され、社会保障財政のバランスが崩れるのではと懸念されているのです。ここから日本は超高齢社会へと移行していきます。そんな超高齢社会となることによって起きる問題とはどんなことでしょうか?
日本では全ての国民が医療保険で必要な医療を必要なときに受けることができていますが、この「国民皆保険制度」が危機に直面しているのはご存知でしょうか?医療保険における収支のバランスが崩れ、多くの保険者の財政状況が悪化しているのです。この収支とは「支出」(医療にかかる費用)と「収入」(国民が納めている保険料と患者の窓口負担)のことをいい、現在では今までの貯蓄を切り崩して成り立っていますが、今後収入が減り支出が増えるようであればこの制度は維持できなくなる可能性があるのです。
生活保護は離婚で母子家庭になってしまったり、病気などにより働けなくなってしまったり、さまざまな理由から生活が困難な人に「最低限度の生活を保証」してくれる心強い制度となっています。しかし、そんな制度を悪用する心無い人たちがいることで問題となっていることがあります。ここでは病院が関係する生活保護をターゲットにした貧困ビジネスを考えたいと思います。「医療費の無償化」を再考する必要があるのかもしれません。
生活習慣の乱れは病気の元となります。病気を未然に防ぎ、食生活や日常生活の改善を促すのが健康診断や人間ドックです。その健診を受けることを勧め、健診時に個々人の食生活のアドバイスをするのが、人間ドック健診食生活改善指導士です。看護師や栄養士が研修プログラムで資格取得が可能です。
高度経済成長期には景気は右肩上がりで国民の所得も同様に右肩上がりに推移してきましたので、国民皆保険制度にはなんの死角もありませんでした。ところが少子高齢化が進み景気停滞期を経た今、医療費の支出と保険料収入のバランスが崩れ、収入が支出に追いつかないという大問題が発生しています。
2008年4月に始まった後期高齢者医療制度は、75歳になると自動的に加入することになる独立した医療制度です。この制度の根底には高齢者医療の削減という考えがあって、それが運用上のいくつもの問題を内包しています。一番の問題は後期高齢者医療費を支える財源です。