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予防医療を促進!健康医療コーディネーターとは

予防医療を促進!健康医療コーディネーターとは なんとなく調子が悪い…そんな「未病」を抱える現代人は増えているようです。看護師をはじめとする医療従事者の中には、病気の予防や健康促進に向けた取り組みを行うべく、スキルアップを検討している方もいるのではないでしょうか。「健康医療コーディネーター」の資格を取得すれば、より効果的なアドバイスができるようになります。今回は健康医療コーディネーターとはどのような資格なのか、取得するメリットや取得方法などを詳しく解説します。

健康医療コーディネーターとは

一般社団法人日本健康医療学会が認定している資格で、予防医療の促進を目的に作られました。
健康医療コーディネーターは健康維持・促進に関する知識を身につけ、患者さんに対して生活習慣をはじめとする生活指導やアドバイスを行ないます。
生活習慣の代表である食事、運動、睡眠は一般的にも重要と認識されている項目ですが、専門知識の有無でアドバイス内容には大きな違いがあるものです。
健康医療コーディネーターはこれを踏まえ、患者さん自身に対して具体的にどうしていけば良いのかを一緒に考え、サポートしていく役割があります。
「医療コーディネーター」という資格もありますが、これは医師と患者さんの橋渡し的な役割を持つものです。健康医療コーディネーターとは全く異なるので間違えないようにしましょう。
看護師としてのスキルアップを目指すなら、健康医療コーディネーターはおすすめの資格です。

資格取得のメリット

健康医療コーディネーターの資格を取得していると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

【活かせる職場が多い】
予防医療というと病院を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、介護施設や歯科医院などでも活用できる資格です。
企業の医務室でも役立てられますし、薬局や鍼灸院などでも用いられます。
そのため、看護師や医師だけでなく、保健師や歯科医、歯科衛生士、臨床検査技師、理学療法士などさまざまな職種の方が取得しているようです。

【仕事の幅が広がる】
主に食事や運動などに関して、医学的根拠に基づいたアドバイスを行うのがこの資格の特徴。
単なる医療という側面だけでなく、食育や生活といった幅広いサポートができるようになります。
また、患者さんとの信頼関係も深められ、通常の治療に関してもスムーズに取り組める可能性が高まるでしょう。

健康医療コーディネーターになるには

健康医療コーディネーターの資格を取得するにはどうしたら良いのか、詳しくご紹介します。

【受験資格】
・医療関係従事者であること(会員・非会員は問わない)

【試験内容】
・2日間の講演を受講し、2日目に行われる認定審査(四肢一択形式の筆記試験)を受ける

【主な講演内容】
・四大疾患(癌・脳卒中・心疾患・糖尿病)の基礎知識、健康長寿、漢方医療、歯と健康、食と健康など

【料金】
・研修会受講料18,000円(審査料3,000円及び昼食代含む)
・認定料6,000円(日本健康医療学会の会員及び入会手続き中の方は免除)

【更新】
・5年ごとの更新
・5年間で研修ポイント20点が必要
・更新手数料6,000円(日本健康医療学会の会員及び入会手続き中の方は免除)

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